True colors
今日ついに
冬の訪れを認めたコートを着てしまいました
12月まで待とうかと思っていたコートだったけど
もう待てない、寒い、着たい、着た・・・・・あったかい!
秋の終わりと冬のはじまりが交じる風景
昨日も、黄色に染まった葉っぱと
その中で輝くイルミネーションで彩られたけやき坂をくだりながら
肌でゆっくりと季節の移り変わりを感じることができるって
すごく素敵だなぁと改めて思いました
アメリカ・ミシガンに住んでいたときは
昨日半そで着ていたのに今日からダウンジャケット・・・
みたいなことってしょっちゅうだったので
こうやって春夏秋冬をじっくり味わうことができると嬉しい
そんなことをぽけーっと考えていたとき
ふと思い出したのがこの絵本
私の大好きな絵本作家のひとり、
クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「名前のない人」です
原題は "The Stranger"といいます
田舎で暮らすベイリー家族のもとに突然現れた「名前のない人」
言葉も話さず、生活習慣も忘れてしまったようなこの男は
しばらく家族とともに暮らすことになるのですが
不思議なことに彼が現れてから季節が夏で止まってしまう
時間が経ち、秋がどれだけ深くなっても
ベイリー家のまわりにある木々だけはいっこうに紅葉しないのです
だけどある日
名前のない人はふと家族の目の前から姿を消してしまう
すると今まで青々しく輝いていた木が
彼が去ると同時に色鮮やかに染まっていったのです
それからというもの
毎年ベイリー家の周りは
他の土地よりも少し遅れて秋が訪れるようになりました・・・・・
とさ!
変な語り口調になってしまいましたが
この絵本
オールズバーグの美しくて繊細なパステル画と
シンプルでどこかすこしメランコリックな言葉
絶妙な組み合わせがすーーっごく素敵なのです
彼の作品はおそらく、映画にもなった
「急行 北極号」 / "The Polar Express"が有名かと思いますが
「ハリスバーディックの謎」 / The Mysteries of Harris Burdick
あとは「まさ夢いちじく」 / The Sweetest Figなんかも好きです
なんともいえないこのパステル画の衝撃度
はっと息を呑むくらいの存在感があると思います
お話も、ブラックユーモアというか
ウィットにとんでいる展開が多くて思わずにやにやしちゃう
オールズバーグは
いわゆる「大人の絵本」としてカテゴライズされていますが
私はこどもが読んでもいいんじゃないかなぁと
おすすめです!
あと少し似ているテイストだと
エドワード・ゴーリーも好き
ちょっと絵はこわいんですけど・・・(笑
彼の作品はウィット以前にかなり幸薄い話が多いので
読んだあとにどぅーんってなる時もありますが
それでもペン画は素晴らしいし
韻を踏むような独特な語りは
読み手に必ず何かを残してくれると思います
こう見てると
作家、もとい「クリエイター」って
本でも絵でも、曲でも、それこそ歌でも
作品を通してその人自身がリフレクトされるから
やっぱりあたりまえだけど一貫した筋が通るなぁと思います
たとえば何年かのサイクルで
テーマや手法が異なったり変わっていったりしても
作り手の根本的なカラーはきちんと残る
アーティスト・・・・ってそういうことなのかなぁ
ってぼんやり考えたりしてました
***
さてさて
〆に告知で、まとまりのないブログになってしまいましたが(笑
明日、青山にあるフィアット・カフェにてちょこっとだけ歌います
L'APERITIVO TOKYO というイベントのOpening Partyのようです
美味しいごはん食べれそう(わーい)
★11/30/2010 (Tues)★
青山フェイバリットタイム
L'APERITIVO TOKYO Launch Party @ FIAT CAFFÉ
Open 18:00
Close 21:00
Entrance fee: 2,000 yen (1 drink+free food, presents)
ぜひぜひお気軽に遊びにきてください
今は何色のFiatが置いてあるんだろ~
また乗りたいな♪
*Chihiro*
冬の訪れを認めたコートを着てしまいました
12月まで待とうかと思っていたコートだったけど
もう待てない、寒い、着たい、着た・・・・・あったかい!
秋の終わりと冬のはじまりが交じる風景
昨日も、黄色に染まった葉っぱと
その中で輝くイルミネーションで彩られたけやき坂をくだりながら
肌でゆっくりと季節の移り変わりを感じることができるって
すごく素敵だなぁと改めて思いました
アメリカ・ミシガンに住んでいたときは
昨日半そで着ていたのに今日からダウンジャケット・・・
みたいなことってしょっちゅうだったので
こうやって春夏秋冬をじっくり味わうことができると嬉しい
そんなことをぽけーっと考えていたとき
ふと思い出したのがこの絵本
私の大好きな絵本作家のひとり、
クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「名前のない人」です
原題は "The Stranger"といいます
田舎で暮らすベイリー家族のもとに突然現れた「名前のない人」
言葉も話さず、生活習慣も忘れてしまったようなこの男は
しばらく家族とともに暮らすことになるのですが
不思議なことに彼が現れてから季節が夏で止まってしまう
時間が経ち、秋がどれだけ深くなっても
ベイリー家のまわりにある木々だけはいっこうに紅葉しないのです
だけどある日
名前のない人はふと家族の目の前から姿を消してしまう
すると今まで青々しく輝いていた木が
彼が去ると同時に色鮮やかに染まっていったのです
それからというもの
毎年ベイリー家の周りは
他の土地よりも少し遅れて秋が訪れるようになりました・・・・・
とさ!
変な語り口調になってしまいましたが
この絵本
オールズバーグの美しくて繊細なパステル画と
シンプルでどこかすこしメランコリックな言葉
絶妙な組み合わせがすーーっごく素敵なのです
彼の作品はおそらく、映画にもなった
「急行 北極号」 / "The Polar Express"が有名かと思いますが
「ハリスバーディックの謎」 / The Mysteries of Harris Burdick
あとは「まさ夢いちじく」 / The Sweetest Figなんかも好きです
なんともいえないこのパステル画の衝撃度
はっと息を呑むくらいの存在感があると思います
お話も、ブラックユーモアというか
ウィットにとんでいる展開が多くて思わずにやにやしちゃう
オールズバーグは
いわゆる「大人の絵本」としてカテゴライズされていますが
私はこどもが読んでもいいんじゃないかなぁと
おすすめです!
あと少し似ているテイストだと
エドワード・ゴーリーも好き
ちょっと絵はこわいんですけど・・・(笑
彼の作品はウィット以前にかなり幸薄い話が多いので
読んだあとにどぅーんってなる時もありますが
それでもペン画は素晴らしいし
韻を踏むような独特な語りは
読み手に必ず何かを残してくれると思います
こう見てると
作家、もとい「クリエイター」って
本でも絵でも、曲でも、それこそ歌でも
作品を通してその人自身がリフレクトされるから
やっぱりあたりまえだけど一貫した筋が通るなぁと思います
たとえば何年かのサイクルで
テーマや手法が異なったり変わっていったりしても
作り手の根本的なカラーはきちんと残る
アーティスト・・・・ってそういうことなのかなぁ
ってぼんやり考えたりしてました
***
さてさて
〆に告知で、まとまりのないブログになってしまいましたが(笑
明日、青山にあるフィアット・カフェにてちょこっとだけ歌います
L'APERITIVO TOKYO というイベントのOpening Partyのようです
美味しいごはん食べれそう(わーい)
★11/30/2010 (Tues)★
青山フェイバリットタイム
L'APERITIVO TOKYO Launch Party @ FIAT CAFFÉ
Open 18:00
Close 21:00
Entrance fee: 2,000 yen (1 drink+free food, presents)
ぜひぜひお気軽に遊びにきてください
今は何色のFiatが置いてあるんだろ~
また乗りたいな♪
*Chihiro*