J-Music

お風呂タイムが楽しい季節になってきましたね、ちひろです

銭湯とかはあまり好きじゃないけど(歌えないし、ゆっくりできない)
個室の温泉と家のお風呂は大好きです

さて

10月のライヴは少なく、3つのうち2つをもう終えてしまったのですが
これからの制作や、目の前の仕事や、やりたい事なんかを整理しています


インプットとアウトプットのバランスってよく話されると思うのですが
自分の中では、というか自分の中のことだけでいいんですけど
なんとなくいつもほどよくそれは取れているなぁなんて感じていて

それは周りのお仕事をさせていただいている人たちに恵まれているのと
どちらかが欠けたらそれをどうにかして補う、もしくは欲する本能
それに正直に動かされているからかなと思います

アウトプットといっても
ライヴや、公式にリリースや発表するものじゃなきゃいけなくないし
(カフェにあるナプキンに描いた絵だっていい)
インプットなんて視点をちょこっとシフトすれば
日常の中にも数えきれないほど溢れかえっているように思います
(頼んだラテを飲み干した時に残った泡の形でもいい)

逆にどちらかだけをずっと続ける事なんてナンセンス?


ともあれ、
インプットというとまずわたしは音楽を聴くことが当然あります
今年もたくさんの音楽に出会ったなぁと若干年の瀬コメントですが

ふと振り返ってみて、夏からヘヴィーに聴いてきたアーティストが

ライヴに行ってからJames Blake
新しいアルバムを聴いてからJohn Legend

と"J"始まりのアーティストが続いていて

今はそれをまた更新するかのようにJose Jamseを聴いています(笑




今年の年明けに発売されていたJose Jamesの"No Beginning No End"

前作のBlackmagicはすごく好きだったけれど、今回のまだ聴いていなくて
そうだ、聴こうと思ってじっくり聴いたら、すごく良くてずっと聴いてます

というのも、今回の作品は彼のやわらかい部分を感じれた気がするから

最初にJose Jamesを聴いたのはおそらくPark Bench Peopleという曲で
「うわぁ、なんだこれ、すごい、かっこいい!」みたいな印象があり

Jeff NeveというピアニストとのDuoの来日ライヴを見に行ったときも
確かバーニャカウダか何か食べてたと思うのですが
「野菜をディップする音がライヴを邪魔してしまうッ。。。!」
くらいの緊張感あるライヴで(笑

決して悪い意味じゃないのですが
作り手と聴き手の間に距離があると勝手に思い込んでいて

でも今回のアルバムは曲も歌もすっと自然に入ってきたんです

それはポップになったとかそういうことじゃなく
リラックスしてる感じがあるというか。。ってなんか偉そうですね(笑

特にEmily KingというシンガーソングライターがJoseに書き下ろした2曲
"Heaven On the Ground"と""Come To My Door"はすごく素敵

Youtubeに"1 Mic 1 Take"というセッションがアップされているんですが
この2曲もアルバムとは違うバージョンで歌っていてかっこいいです


曲と一緒にインタビューなんかも見たり読んだりしています

なかでも、今作にも参加しているRobert Glasperとの話は面白くて

今回の作品について、
「ただシンプルに、自由に曲を作りたかった、歌いたかった」
というJoseに対して、Robert Glasperも

"Yeah, no one cares about how complicated you are"
(誰も複雑なものなんて聴きたくないよね)

と答えていて、うん、たしかに、とうなずいてしまいました

ジャズだから複雑なことをしないといけない、
複雑なことをするのがかっこいいんだ、

なんてそんなわけはないということ

ふと沸いたメロディーや、心から歌いたいと思う歌詞
そういう自然な創作心を大事にするっていう話でした


創作といえば、曲作りの過程にも触れていて
「浮かんだベースラインをすぐ携帯で録って。。」というJoseに

「うん、俺もここ何年かリリースした曲は全部携帯からはじまった」
みたいなことをRobert Glasperが言っていましたが

マイケルがビリージーンのベースラインを思いついてすぐ
テープに録音したという話を同時に思い出しました

カセットテープからいまやiPhoneへ。。。
でもやり方はずっと変わらないんですね

たしかに、インプットしたことがすぐアウトプットされる事もあるし
アイディアはいつ生まれるかわからないから
机に座って、はい、作りましょう、というより自然

私も時々(あまり性能のよくない)携帯で録ったりしますが

このインタビューを見た夜、夢でちょうど曲を作っていて
起きてすぐ録音しようと試みたのですが、起きたての声がかすかすで
後で聴いてみたら、メロディーはさておき、声の寝起き具合が半端なくて、
でもものすごく一生懸命歌おうとしていて、まるで寝言みたいでした(笑

まぁでもいつか使いたいです


なんだかダラダラ長くなってしまっているのでそろそろ終わりにしますが
最後にいいBehind the Scenesを見つけたので貼付けます



Joseはもちろんかっこいいんだけど
このベーシストのSolomon Dorseyがいちいち可愛くてツボ メガネ。。


*Chihiro*


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