お誕生日はもう2週間も過ぎているのに
まだお祝いしてくださる人たちがいて本当に嬉しいです

ありがとうございます！



いただいたプレゼントも大事にしています
ありがとうございます


さてさて、ひとつ前の記事はちひろさんのことを書きましたが
その間にあったライブのことは全然触れてなかったので
ひと月ばかり巻き戻して、ファーッとふりかえりたいと思います

セットリストも覚えてる範囲で


4月28日　PRIMO & THE GROUPE @ organ bar

今日じゃないって言ったのに、城内さんからハッピーバースデーコールがあり（笑
去年に引き続き、Moet & Chandonのシャンパンをいただきました★

相変わらず、ハッピーパーリーピーポーで溢れかえっていた夜
PRIMOバンドも、だんだんと独自の味が出てきてる♪




4月30日　Chihiro Sings on Tokyo Bay

FBやTwitterなどでもつぶやきましたが
こんなにオープンエアーな場所でライブをしたことはなかったと思います

かもめと一緒に歌ったことが忘れられない。。
月と星と波、スカーフと歌、人と人、な感じでした

本当にきもちよかった



5月4日 Lovely Day vol.3 @ 下北沢SEED SHIP

Chihiro w/ Narisan、急成長中でございます
自分の作った曲がどんどんしみこんでいく感じがたまらなく楽しい

秋田から来てくださったhalosさんと
長い付き合いでもあるシンガーかおるちゃんのユニットEART
どちらも、そのままの人柄が出ている自然なライブでした

Lovely Day、いつも写真撮るの忘れちゃう。。

これ唯一の写真
"May the Fourth be with You"（←誰もつっこんでくれなかった



5月5日 Play like the Kids @ 石川町ZAIM ANNEX CAFE

木村イオリくんと企画したスプリングセッション！
天気は良いし、ビールは美味しいし、みんな笑顔だし、音は鳴ってるし
（顔面ケーキを喰らったけど）ほんっっっっとに最高の日でした

こちらぜひももさんが撮ってくれた素敵な写真のアーカイブ、見てみてください♪
→　Play like the Kids! ~Spring Session~


夏のピレキーニョが楽しみでなりません

次は誰がクリームまみれになるのか


5月13日　さざ波　@ 渋谷SUNDALAND CAFE

翌週はfreecubeさん主催のさざ波にChihiro w/ Narikawaで出演

今までSEED SHIPでしかライブをしたことがなかったので
違うステージで演奏するのは新鮮で、とても気持ちがよかったです

久しぶりにMichael JacksonのI can't help it歌えたし満足
もっともっと、もーーーっと世界を広げていきたいです

（下の写真は、freecubeのemikoちゃんが撮ってくれたものを拝借）



5月19日　ワクワクノカケラ @ ATOM Tower

山崎陽子さんのユニット、Laranjaでの初Duoライブでした

バンド編成ではなくデュオははじめてのLaranjaでしたが、
曲の新たな表情を彩れた気がして、歌っていてすごく嬉しかったです

ポルトガル語の歌も、だんだん身体に馴染んできました
カバーではRaul MidonのState of Mind歌っちゃったり♪

夏にまたお披露目できるステージがいくつかあるので、ワクワクです


誕生日にイオリ氏からもらったカリンバ（名前はジャコといいます）登場




この日は現代社会のジェンダー問題を考える機会をいただき
ライブだけではなく、トークセッションにも参加させていただきました

発展途上国におけるジェンダー問題とはまた異なった
先進国ならではの社会的性差は、意外と日常的に垣間見れるもので
一人一人が自分に与えらた、または与えられていない権利や機会を理解し
必要な変化を、国のお金を分配している人たちへと声に出していかない限り
女性だけでなく、男性もこのシステムの被害者になってしまうなぁと思いました

選挙にいくことも、もちろん大切ですが、
事務所に電話をして意見を直接言っちゃうのが一番効果がある、
というのはけっこう目からウロコでした

試してみよう


5月19日　Kaila Acoustic Live @ 六本木Real Diva's

そして先週末、今回3回目かな？参加させていただいた
カイラこと池上藍ちゃんのバースデーライブ！（おめでとう！

今回はお友達シンガーのHiro-a-keyも一緒で
3人だったり、2人だったり、ソロだったりでいろんな曲を歌いました

藍ちゃんもHiro-a-keyもほんと歌うまくていつも口がぽかーんとなります

ミュージシャンたちとも仲良くなるにつれて、音も仲良くなっていくのね
ぐいぐい引き合っていく感じ、すごく好きです



***


さてさて、5月はもうライブはありませんが
来月もまた楽しいライブがたくさん待っています

6月2日は下北沢SEED SHIPにて石川周之介さんとPOPが対バン★

6月13日は渋谷JZ BratにてVOCALips★

6月30日には鶯谷のキネマ倶楽部でBe Choirアルバムリリースパーティー★

ぜひ遊びにきてねー！

*Chihiro*

この時期に毎年かならず訪れる場所があります

上石神井にある「ちひろ美術館」です

今年はお誕生日の翌日、6日に行ってきました



ブログでも何度か書いたかもしれませんが
わたしの名前「ちひろ」はいわさきちひろさんからとったもの

彼女の絵はもちろん、存在そのもの、そしてこの美術館は
歳を重ねるにつれ、わたしの中でとても大きな支えになっています


・・・と書くのも、変なことかもしれませんが

美術館という公共の場であるのにも関わらず
そこはわたしにとって自分だけの秘密の場所のように思えるのです


毎年足を運ぶそのたびに感じることは様々なのですが
（展示も異なりますし）
その日は不思議なお天気模様が手伝ったのか、そうでないのか
なんだか今在る社会と時間から切り離された気分になりました

おおまかに言うと、ですが



ちひろさんの描く画は、どれも時間を超えているようで
それでいてとても貴重な一瞬をとらえているようでもあります

それはこどもの瞳や手、キャンバスの向こう
永遠に失うことがないのだろうと思わせるその草花の色彩や
動画を見ているかのように飛び回る動物たち
重なり合う色とりどりの空、海、そして町並みに表れています

時間は動いているようで、止まっていて
色はモノクロのようで、淡い色でいっぱいです




なぜそう見えるのか、よくわからなかったのですが

たぶんそれはすべてちひろさんの世界ではなく
自分の今まで歩んできた道が投影されているからなのかな、と

ぼんやり、そんなふうに思いました


例えば有名な西洋絵画を見ても
自分の生に結びつけるほどの想像力を私は持ち合わせていませんが

ちひろさんの世界は、見る者の（少なくとも私の）
ささやかな喜び、ささやかな悲しみ、ささやかな怒り、
そういう人生における、とてもプライベートな部分のささやかな想いに
優しく触れてくれる気がします



様々な年代の人が、思い出に残る作品をリクエストする
「わたしのちひろ展」という展示が今回あったのですが
作品とともに、それに対するメッセージや想いも飾られていました

１０歳のこどもから、３０代のサラリーマン、７０代のおばあちゃんまで
様々な人がちひろさんの作品への思い出を綴っているのを見て
みんなわたしと同じように、誰かの人生を重ねているのがわかりました

自分のこどものときを重ね
自分の娘を重ね
自分の息子を重ね




わたしは、誕生日だったということもあり

作品に写る母や父の像に
自分の両親を重ね合わさずにはいられませんでした


母になったこともないし、父になったこともありませんが
ひとつひとつの表情や指先や背中に、それはぴたっと合わさり

私が知るはずもない彼らの苦労や喜びが
ちひろさんの画から溢れ出ているような気がして

申し訳なさと情けなさとどうしようもなさと
そして感謝の気持ちが全部胸の中でぐちゃっとなったのを感じました








いつまでも大事にしたいです


*Chihiro*