Away to New York #2

Bronx Zooに続いてとてもInspirationalだったのが
ManhattanにあるMuseum of Modern Arts, その名もMoMA

この"o"だけちっちゃい省略、なんか好き


Exhibitionはというと、どのフロアも刺激的でしたが
私が特に面白いなと思ったのが、History of American Art

20年代から70、80年代にかけて、形や色やテーマが
目まぐるしく変化していくアメリカの芸術シーン

60年代くらいのアメリカンポップアートは色が鮮やかで
構図も斬新で、言葉や文字が目立つ作品が多かったように思います

フライヤ―とかにぜひ使いたいかんじ






雑誌やテレビ、ラジオなどのメディア媒体が充実してきて広告などの延長線上、
もしくはそれを逆にあざ笑うような意志が垣間見れるような気がしましたが

単純に、色の組み合わせだけとっても、
その時のファッションや音楽にシンクしているなぁなんて。。
ちょっとえらそうなこと言ってみました

とかいいつつ
実際には作品見上げては、「わぁ。。すごーい。。」ってなってただけで(笑



スパイダーマン見つけたので、わたしも糸だしてみたり


MoMAは写真撮ってもいいので、なりふりかまわず撮ってました



唯一、写真を撮るのが禁じられていたのがこの人の作品セクション



MoMAのページにも特設サイトみっけ
http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/1241

ポーランド出身の彫刻家で、
世界二次大戦をアウシュヴィッツ収容所で過ごしたという彼女

作品は、彼女の身体を使ったものが多いのが特徴的で
最初に見たときは、ちょっとグロテスクに映りではっとしました

彼女自身の身体の部分部分をポリエステル樹脂で型をとり
それをランプだったり、吸い殻に変形させたものがありました

唇だったり、腕だったり、乳房だったり、指だったり



唇は、奇妙だけれどなんとなくポップアートっぽくて
「かわいい」ともとれると思ったのですが

頭を形どったものがゴロゴロころがってたり
乳房が吸い殻になってるものもあったり
ちょっと「ポップアート」だけでは済まされないようなものもありました

作品の横に彼女のインタヴュー映像が流れていて
インタヴュワーが「ポーランドの女性についてどう思いますか?」とか
「アウシュヴィッツでの経験はどのようにあなたのアートに影響してますか?」
とか聞かれていて、キラキラの笑顔で
「素晴らしいと思うわ、戦争のことはここでは話さないようにしましょう」と答えて、
作品の技法や、自分にとってのアートについて熱く語っていたのが印象的でした

人は自分のことしか、自分が感じたことしか話せない

もっと言えば、造れない

そんなふうに思いました

他の人がどれをどう思うか、
というのはアーティストにとっては二の次なのかもしれませんね

***


ニューヨークはアートに溢れている!!!!

とまでは実際、この短期間では思いませんでしたが(笑

でもアートへの愛情、というかリスペクト、そして人々の関心は
すごく高いなぁと思いました

MoMAでも、小学生たちが先生と一生懸命、
作品に関して意見を言い合っていたりしたし

若そうな男女グループは、アブストラクトな作品を見ながら
あーだこーだと討論していたし

おじいちゃんやおばあちゃんが
メディアスペースというアート関係の本をたくさん置いてある場所で
何時間も本の虫になっていました


MoMA Shopで売ってたコースターに書いてあって
すごくいいなって思った言葉

"Art is much less important than life, but what a poor life without it"

芸術なんて命には代えられないけど、芸術がない人生もさみしいもんだね











あぁ、やっぱりこれ買えばよかった!(笑

*Chihiro*

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